ついに関東地方も梅雨入りしてしまった。
我が家はまだ屋根がかかっておらず、週末の雨で予想通りずぶ濡れとなってしまった。今まで散々養生のことを指摘してきてもやはり対応は十分でない。
月曜日に外構工事の打ち合わせで現場を確認していたときに担当者の方が我が家の惨状を見てつぶやいた。
業者の方はリフォーム、新築など30年の実績を持つ工務店の方。
その方曰く
「こんな汚い現場は見たことない。」この言葉を聞いて、耳を疑った。
どういうことですか?と詳しく聞いた。
要点は以下の通り。
1 床が掃除されていない
こんなに濡れたり、埃があれば、腕のいい大工は見過ごさないものだ。大工の腕は現場のきれいさを見れば一目瞭然。
2 床がこんなに濡れているのは信じられない。
サッシの入っていない窓から雨が吹き込んでしまうのは仕方ないが、この濡れ方は尋常ではない。将来的にシロアリの被害や、カビの問題が発生すること必至。仕上げをしてしまえばきれいになるので、ごまかされてしまうが、10年後には何らかの被害が予想される。すぐにふき取ってしっかり養生することを強く進言すべき。
3 基礎に相当の水が溜まっている
フローリングを貼る前に床下の水が確実になくなっている写真を取ってもらい、それから水抜き口をふさぐ手順を取る必要あり。できれば今すぐ床下点検口から床に潜ってふき取るべき。このままほっておくと湿気で木材がへたってしまう。今の状態では基礎パッキンがまったく意味を成していない。
4 屋根がついたあとも、窓から吹き込む雨を防ぐ
作業を抜かりなくやってもらう
ほかのメーカーの現場では当然しっかり養生をしている。今回の状態は養生をまったくしていないのと同じ。乾燥材を使用しているのは当たり前で、濡れても乾けば大丈夫という言い訳はプロの仕事ではない。
5 釘の打ち方がバラバラ
頭がのめりこみすぎのものもあれば、打ち込み不足のものも多数見受けられる。圧力の設定に無頓着であるのと、作業がいい加減と言われれても仕方ない。このレベルではほかの部分もちょっと心配。
6 総合的に、一流メーカーの仕事とは思えない
街の建売であればこのようなことは良くあるが、住友の名前でこのようなことが許されるのは正直驚いた。
住宅メーカを検討する際にほかにも低価格でデザインの良い業者もあり、最後まで迷ったが、その業者は工事が雑だという評判だったのでちょっと高かったけど住友不動産に決めたのに、こんな状況になってしまうとは・・・
その外構業者の方も決して悪気があって言ったわけではなく、
「余計なお世話かもしれないけれど、あまりも目に余るので・・・」と前置きした上で進言してくれました。
非常に強いショックを受けました。
もちろん、営業さんと現場監督にもすぐに伝えましたが、もっと早めに対策しておくべきでした。
あまりに不安だったので「マイホームを欠陥住宅にさせないチェックブック」
という本を出版している
建築監理・耐震診断協会に電話して聞きました。
1 こんなにずぶ濡れになって大丈夫なのか?
2 釘を打ってある部分が黒ずんでしまっているが、
合板の強度は問題ないのか?
3 基礎の水抜き口を塞ぐタイミング
これに対する答えは
1 ずぶ濡れになるのは養生することで避けるべき
しかし、きちんと乾燥させれば強度は問題ない
構造用合板の貼りなおしはする必要なし
2 釘の錆は少々であれば錆びることで抜けにくくなり
強度が増す。ぼろぼろになるほど出なければ問題ない
3 水抜きはフローリングを貼る前に床下にもぐって、
すべてふき取るべき。写真を撮って確実になくなった
ことを確認してから水抜き口を塞ぐこと
という回答を得た。床合板の取替えまでは必要ないとはいえ、
要らぬ心配が増えてしまった。
こんなことなら始めから第三社機関に監理を頼んどけば良かったかも・・・
という気になってしまう。
気にしすぎかもしれないけど、決して安い買い物ではないし
妥協は出来ない。
最後までチェックしないと・・・
自分が工事監督のつもりで厳しく臨んでいこうと意を新たにした。
- 2006/06/13(火) 23:16:28|
- 建築日記(本体工事編)|
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